ANAカードで貯めたマイルのおすすめ交換先は?効率的な利用法を紹介!

クレジットカード
ANAカードの解約方法は?マイルを引き継げるANAカード解約手順を解説

※内容に広告・プロモーションを含みます

ANAカードでコツコツ貯めたマイル、せっかくなら効率よくお得に使いたいですよね。

ANAのマイルは航空券をはじめとして様々な特典と交換ができます。

今回は貯まったマイルを何と交換するのがお得なのか、必要なマイル数はどれくらいなのか、といったマイル交換の秘訣について解説していきます。

効率の良いマイル交換先は?マイルは航空券に交換するのがオススメ

ANAのマイルは航空券からホテル宿泊、電子マネーなどあらゆるものと交換可能です。

もちろん好きなものと交換すれば良いのですが、1マイルあたりの価値を最大化するという観点からみると航空券と交換するのが最もお得です。

航空券と交換すると1マイルの価値はおおよそ1.5円〜10円程度、一方電子マネーへの交換など、航空券以外の交換先だと1マイルの価値は1円程度になってしまいます。

マイルを航空券に交換する3つのルート

マイルを航空券と交換するといってもいくつかの方法があります。

  1. マイルを特典航空券と交換する
  2. マイルをSKYコインに交換し、航空券を購入する
  3. マイルをアップグレード特典と交換する

1つめはマイルを航空券と直接交換できる特典航空券です。

マイルの利用方法としては最もメジャーで、1マイルの価値も高くなりやすい交換先です。

1マイルがいくらになるかは国内線か国際線か、座席クラスがエコノミーかビジネスあるいはファーストか、渡航時期はいつかなどによって変わってきます。国際線のビジネスやファーストクラスの航空券に交換するとマイル価値は一気に跳ね上がります。

例えば成田-ニューヨーク路線をビジネスクラスで往復する場合、特典航空券の発券に必要となるのは85,000マイル(レギュラーシーズン)。同じ時期・路線・クラスで普通に航空券を予約した場合の価格は90万円〜100万円。このケースでは航空券を90万円としても1マイルの価値は10.58円となります。
もちろん他の路線やクラスでさらにマイル価値が高まることもあるでしょう。

とても魅力的な交換先の特典航空券ですが、欠点があるとすれば国際線の特典航空券は非常に人気のため希望の日時・路線がすでに埋まってしまっているケースがよくみられます。

2つめはマイルをSKYコインに交換する方法。

1マイル=1SKYコインに交換することができます。
SKYコインはANAでの航空券やツアー商品購入に使えるコインで1コイン=1円相当。マイルから交換したSKYコインを使って航空券を購入できるので、実質的にはマイルを航空券に交換したことになりますね。

1マイル=1SKYコイン=1円相当のレートであればあまり魅力はありませんが、マイルからSKYコインへの交換レートは会員ステータスや交換マイル数によって上昇させることができます。

会員ステイタス/ANAカード種類 ・「ダイヤモンドサービス」
・「プラチナサービス」
・「ブロンズサービス」
各メンバー
・SFC会員
・ANAプレミアムカード会員
・ANAゴールドカード会員
・ANAカード ワイド・一般会員
・AMCモバイルプラス会員
ANAマイレージクラブカード会員
交換マイル数 交換後レート(1マイルあたりのSKYコイン)
1~9,999マイル 1 SKYコイン
10,000マイル 1.3 SKYコイン 1.2 SKYコイン
20,000マイル 1.4 SKYコイン 1.3 SKYコイン 1.2 SKYコイン
30,000マイル 1.5 SKYコイン 1.4 SKYコイン 1.2 SKYコイン
40,000マイル 1.6 SKYコイン 1.5 SKYコイン 1.2 SKYコイン
50,000マイル~200,000マイル 1.7 SKYコイン 1.6 SKYコイン 1.5 SKYコイン 1.2 SKYコイン

表の通り10.000マイル以上で交換すれば1マイル=1.2〜1.7SKYコイン=1.2〜1.7円相当で交換することが可能です。

最後はマイルをアップグレード特典と交換する方法。

ANAマイルはすでに購入した航空券のアップグレード(エコノミー→ビジネス、ビジネス→ファースト)にも使うことができます。アップグレード対象となるのは国際線のみとなっています。

上位クラスとの価格差はそれなりに大きいので1マイル=10円相当などマイル価値を高めやすい交換先です。が、例えば同じエコノミーでも「予約クラス」というものが存在し、クラスによってはアップグレード特典の対象外となる場合があります。

基本的に格安ツアーなどでとったチケットは予約クラスが低く、アップグレード特典の対象外となることが多いようです。
そのため、アップグレード特典を受けるにはそもそも割高なチケットの購入が必要となり、使いどころが難しい特典とも言えるでしょう。

マイルを航空券に交換するには何マイル必要?

以上を踏まえてもっとオススメなマイル交換先はマイル価値が高く比較的利用しやすい特典航空券です。
実際に特典航空券を発券するのに必要なマイルは国内線5,000マイル〜(片道)、国際線往復12,000マイル〜(往復)となっています。

必要マイルは閑散期か繁忙期か、行き先との距離がどのくらいか、で変わってきますが閑散期と繁忙期の中間のレギュラーシーズンにエコノミーで行くならざっくり以下の通りです。

  • アジア圏→必要マイル15,000〜35,000
  • 欧米(ハワイ含む)→必要マイル40,000〜55,000マイル

※必要マイル数は往復分

ビジネスにするとこの2倍弱のマイルが必要となります。

期限が迫った半端なマイルの活用法は?

マイルの有効期限は獲得から3年となっています。
基本的には特典航空券などに使っていきますが、使い切れなかった半端なマイルが残って有効期限直前になってしまうこともありますよね。
半端なマイルの活用法として4つの方法をご紹介しておきます。

  1. SKYコインに交換する
  2. 提携ポイントに交換する
  3. ANAの通販サイト(A-style)でお買い物
  4. 他社ポイントをマイルに交換して不足分を補てんする

1はすでに説明した通りですね。SKYコインは1マイル=1SKYコインから交換可能で、有効期限が交換日の12ヶ月後末日までなので余ったマイルを失効させることなく1年間有効期限を伸ばすことが可能です。

2の提携ポイントへの交換ですが、ANAマイルは楽天EdyやSuica、Tポイントといった電子マネーやポイントに1万マイル=1万円相当のポイントという比率で交換可能です。
提携先も多く実質現金化に近い感覚で使うことができますね。

3はANAが運営する通販サイトA-styleでマイルを使って買い物をする方法。
A-styleでは1マイル=1円として使うことができるので本当に細かい端数の処理にはうってつけです。

4はこれまでの3つの方法とは少し異なり、「足りない分のマイルを他社ポイントから補てんして、特典航空券などを発券できるマイル数に到達してしまおう」というもの。

例えば楽天ポイントは2ポイント=1マイルの比率でANAマイルに交換可能です。残りマイルが希望の特典航空券の発券にわずかに足りない場合、余った楽天ポイントからマイルを補うということが可能なのです。

まとめ

今回はお得なマイル交換方法について解説しました。

マイルはたくさんの用途に使うことができますが、やはり基本は特典航空券、それも国際線で使うのがベストと言えるでしょう。
そもそも電子マネーへの交換など、マイルを1マイル1円の価値で使ってしまうならANAカード以外でもっと効率のいいポイントの貯め方がいくらでもありますからね。

皆さんもぜひANAカードでマイルを貯めて無料で海外旅行を目指してみてください。

関連記事