国内旅行保険は必要?補償名や内容を解説!

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クレジットカードには国内旅行保険の付くクレジットカードがいくつか存在します。
国内旅行保険の補償内容とはどのような物がついているか、またどの補償を重視して選べばいいのでしょうか?
今回は国内旅行保険の補償内容や、国内旅行保険がそもそも必要なのか?また、ついていると安心できる人も紹介します。
国内旅行保険の補償の名前と意味
国内旅行保険の中にもいくつか補償が存在し、カードによってどの補償が付いているかは異なります。
国内旅行保険の主要な補償とその内容をご紹介していきます。
- 傷害死亡
- 旅行中に発生した事故によって死亡した場合に保険金が支払われます。
- 傷害後遺障害
-
旅行中に発生した事故による傷害が原因で、後遺症が残った場合に後遺症の程度によって保険金が支払われます。
国内旅行保険は、後遺障害補償と先ほど述べた傷害死亡補償のみが対象で、治療費・入院費の補償が付いていないクレジットカードも多く存在します。 - 入院保険金
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旅行中の事故が原因の怪我で入院した場合、1日あたり数千円といった保険金が支払われます。
保険金が支払われるには一定の入院期間が必要などの条件がある場合もあります。 - 通院保険金
-
旅行中の事故が原因の怪我で通院が必要となった場合、1日あたり数千円といった保険金が支払われます。
入院保険金と同じく一定日数の通院が必要などの条件がある場合もあります。 - 手術給付金
- 手術を受けた場合、手術の種類等によって所定の保険金が支払われます。
重視すべき補償は?
お世話になる可能性が比較的高い入院・通院保険が充実している国内旅行保険がオススメです。死亡時や後遺障害が残った場合の補償に関しては通常の生命保険等でカバーするのがベターでしょう。
家族特約はある?
カード会員本人だけでなく、その家族にも保険が適用される家族特約。
国内旅行保険でも家族特約が適用されるカードは存在します。ただ、そもそも国内旅行保険が付帯するカード自体多くはないので、国内旅行保険で家族特約が付くカードは少なく貴重な存在となっています。
そのため、国内旅行保険を家族にも適用したい!という方は家族カードの発行も検討してみると良いでしょう。
家族カード会員であれば国内旅行保険が本会員と同じ条件で適用されるカードがほとんどです。
国内旅行保険が適用外の場合はある?
自動付帯のカードでもカード自体が失効している場合や、利用付帯の条件を満たしていない場合は保険適用外となることはすでに解説しました。
それ以外でも、以下に該当するようなケースは保険が適用外となることがあります。
- 病気による死亡や傷害(国内旅行保険は事故による傷害が対象)
- 本人の故意や重大な過失による事故
- 地震、噴火、津波等の自然災害
- 危険なスポーツ(ピッケルなどを使う本格的な登山、スカイダイビング、ハンググライダーなど)による事故
そもそも国内旅行保険って必要なの?
ここまでは国内旅行保険の詳細について述べてきました。
その内容を踏まえて本当に国内旅行保険は必要なのか、どんな人にオススメなのかを解説していきます。
海外旅行保険よりも重要度は低い
間違いなく言えることとして国内旅行保険は海外旅行保険ほど重要度は高くありません。
その理由は以下の通りです。
- 日本国内の旅行は海外に比べ重大な事件・事故などに巻き込まれるリスクが低い
- 国内では健康保険が利用できるので医療費が高額になりにくい
- 医療費等が発生しても、すでに加入済みの保険で対応できることが多い
海外では治安の問題や、言葉が通じない、現地の事情に精通していない、など万が一の事態が起こりやすい状況が揃っています。
対して日本国内であれば比較的治安も良く、何かあっても言葉も通じますし、とっさの際の対応もしやすくなります。つまり海外旅行に比べ国内旅行はそもそものリスクが低いのです。
また海外旅行保険が重要な理由として、健康保険が適用されないので高額の医療費に備える必要があるということが挙げられますが、日本国内なら健康保険が使えるのでその心配もありません。
さらに保険会社を通じて生命保険や損害保険に加入している方であれば、旅行の際にわざわざ新たに保険をかけなくても十分な備えができているということも多いでしょう。
どんな人にオススメ?
海外旅行保険に比べると重要性が低い国内旅行保険ですが、それでも以下のような方にはオススメです。
- 1.大学生など若い世代でまだ十分な補償内容の保険に加入していない方
- 2.高齢の方
1ですが、大学生などまだ若い方の中には病気や怪我のリスクが低いので、それほど高額な保険はかけていないという方も多いでしょう。
旅行中は日常と比べると事故、怪我のリスクが高まるので、国内旅行保険の付いたクレジットカードを持っておくことは安心につながります。
2の高齢の方は元々保険をしっかりかけている、という方も多いはず。なので国内旅行保険を改めて用意する必要はないのでは?と思われるかもしれません。
ですが年齢を重ねると旅行中の思わぬ事故が重大な結果につながるリスクも高まります。クレジットカードの国内旅行保険と保険会社で契約する通常の保険の補償は合算して請求することができるので、旅行中は念には念を入れてカード付帯保険で補償を手厚くしておくというのも1つの手です。
まとめ
この記事では国内旅行保険の補償名と補償内容と、そもそも国内旅行保険が必要なのか?について説明しました。
国内旅行保険は海外旅行保険と比べるとおまけ程度の内容ですが、それでも、この保険があると安心な人もお分かりいただけたかと思います。
これから国内旅行保険の付いたクレジットカードを申し込む方も、今持っているクレジットカードについている補償内容の確認したい方、両方の方に役立つかと思います。
国内旅行保険の補償内容に疑問を感じたらぜひ参考にしてみてくださいね。