【簡単・安全】正しいクレジットカードの処分方法まとめ

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有効期限がきれたクレジットカードって、普通にゴミ箱に捨てていいのかな?

ハサミで半分に切って捨てたら大丈夫なんじゃないかしら。

それ全部、危険じゃ!クレジットカード情報が不正利用されるかもしれんぞ!
有効期限がきれたクレジットカード、みなさんはどのように処分されていますか?
ハサミで半分に切って捨てる?
そのままごみ箱へポイ?
その捨て方ではもしかすると、、あなたの個人情報が不正利用されて、身に覚えのない高額請求など、予期せぬ損害を被ることになるかもしれません。
カード情報を盗み取られて不正に使用されないためには、適切な方法でカードを処分することが大切です。
今回は、「安全で簡単なクレジットカードの処分方法」を、3ステップでご紹介していきます。
クレジットカードの安全な捨て方3ステップ!
安全に捨てると聞くと、難しいと感じるかもしれませんが、とっても簡単です!
- カードを細かく切る
- ICチップを壊す
- ゴミ袋を分ける
安全な処分方法は「切る」「壊す」「分ける」の3ステップで完結します。
それでは、順番に見ていきましょう。
1. カードを細かく切る
そうです!ハサミで切ります!
・・え、矛盾している?していません。
ハサミで「半分に切る」だけでは不十分という意味です。
できるだけ、細かく切りましょう。
カードが切断できるプラスチック用のシュレッダーがあると楽ですがハサミでも十分です。
- 名前 (表面:ローマ字、裏面:サイン)
- 数字 (表面:カード番号、裏面:3桁のセキュリティーコード)
- 磁気ストライプ (裏面の黒いライン部分)
名前や数字などが分からなくなるくらい細かくできれば御の字です。

なぜ半分に切るだけじゃダメなの?

もしもすごーく悪い人におぬしのカードが拾われてしまった場合、半分に切っただけでは、すぐに復元できてしまうからじゃ!
2. ICチップを壊す
さて、カードを細かく切った後は、ICチップを壊しましょう!
ICチップとは、カードの表面(だいたいは左側)にある正方形の半導体チップです。
こちらもハサミなどの刃物やハンマー等で確実に破壊しましょう。

最初にハサミで細かく切る時に、一緒に壊すと楽ね。
3. ゴミ袋を分ける
最後は、どういう風に捨てるかです。
細かく切り、ICチップを破壊したカードの残骸は、複数のごみ袋に分けて捨てましょう。
その際、ゴミ出し日も分けて出すと尚更効果的です!
カードのご利用明細書が溜まっている場合は、この際に一緒に捨てちゃいましょう!

ここまでやれば、もう完璧じゃ!
クレジットカードの不正利用被害について
ここまでが、クレジットカードを安全に処分する3つの方法でした。
そこまで神経質になる必要があるのかと思われるかもしれませんが、カードを捨てる前のこの作業はもしもの時のための保険です。
捨てる前に、この簡単なひと手間を加えるだけで、不正利用のリスクはほぼなくなります。
カード情報が盗まれ不正利用される被害は年々増加傾向にあり、その被害は大きく分けて2つ「番号盗用」と「偽造カード」とに分かれます。
一般社団法人日本クレジット協会によりますと、特に近年、番号盗用被害が増えています。
不正利用の割合の中でも、番号盗用被害がほぼ8割を占めています。
その被害額は、番号盗用(1月~9月)だけで見ても約132億円にのぼります。
詳しくは、クレジットカード不正利用被害の発生状況を見てください。
ちょっと大げさかもしれませんが、自身がこういった被害に遭わないためにも、有効期限切れのカードは個人情報が分かる状態のまま捨てないことが大切です。

個人情報が分かる状態でカードを捨てるって恐いことなのね。気をつけなきゃ!
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
クレジットカードを安全に捨てる重要性を感じていただけたと思います。
最後にもう一度おさらいしましょう。
- カードを細かく切る
- ICチップを壊す
- ゴミ袋を分ける
ついでにカードのご利用明細書も、一緒に捨てちゃいましょう!
捨てる前に少しの手間はありますが、安全なのにとっても簡単ですよね。
有効期限切れのクレジットカードをまだ処分できてないという人は、是非この3ステップを試してみてください。

もしもの不正利用被害に遭わないためにも、念には念をじゃな!