ANA JCBカード ZEROの特徴、審査難易度は?年会費無料が魅力的!

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数少ない年会費無料のANAカードである「ANA JCBカード ZERO」。一般カードであってもしっかり年会費が発生するANAカードの中にあっては貴重な存在です。
初めてのANAカードとして入会を検討している方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなANA JCBカード ZEROの特徴や注意点についてまとめてみました。発行を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
Contents
ANA JCBカード ZEROの年会費は?
ご存知の方も多いでしょうが、ANA JCBカード ZEROの年会費は無料です。もちろん家族カードの年会費も無料となっています。
ANA一般カード(JCB/VISA/Mastercard)の年会費が2,200円(税込)であることを考えると非常に嬉しい設定となっています。
どんな人が持てるのか?
数少ない年会費無料のANAカード「ANA JCBカード ZERO」ですが、実はこのカードは保有するにあたって以下の条件があります。
- 申し込み時に18歳以上(学生不可)29歳以下で、本人または配偶者に安定継続収入のある方。
- 持てるのは最大5年間(初回更新日まで)。5年後の更新時にANA JCB一般カードへ自動移行。
つまり、29歳以下の社会人が5年間だけ持つことができる特別なカードなのです。(年齢制限は申し込み時のみなので、例えば29歳の時に申し込みをすればそこから5年間は利用可能です。)
また申し込み自体は18歳から可能ですが、「学生不可、本人または配偶者に安定継続収入のある方」となっており社会人として働いている方、もしくは結婚して配偶者が働いている主婦・主夫の方などがメインの対象となります。
なお学生の方には在学中の年会費が無料になる「ANAカード(学生用)」が用意されているのでそちらをチェックしてみてください。
審査難易度は?
若年層向けのカードということでANAカードの中では比較的審査難易度は低い方のようです。
ネット上の口コミ情報レベルではありますが、アルバイトでも審査に通るケースはあり、収入が安定しており債務整理の経験等がなければ審査を通る可能性はかなり高いようです。
また申し込みまでに他のカード会社で安定した利用実績等があればさらに有利でしょう。
マイルや保険、特典など「ANA JCBカード ZERO」と「一般カード」の違いは?
年会費無料でおトクなANA JCBカード ZEROですが、ANAカードのスタンダードである一般カードと比べていくつかの点でデメリットもあります。以下にまとめてみました。
入会・継続ボーナスの1000マイルは対象外
ANA一般カードは入会時及び翌年度以降利用継続した際にボーナスとして1000マイルがもらえますが、ANA JCBカード ZEROではこのボーナスマイルがもらえません。
1マイルの価値は約2円とも言われているので、2200円の年会費が無料になる分ボーナスマイルがなくなると思えば納得できるところでしょうか。
また対象外となるのはいつ申し込んでももらえる通常入会ボーナスなので、カード会社のキャンペーンなどで別途入会マイル付与のキャンペーンをやっている場合はANA JCBカード ZEROでも入会時にマイルがもらえることもあります。
クレジットカード会社のポイント以降は5マイルコースのみ
ANA JCBカード ZEROでも利用額に応じてJCBのOkiDokiポイントがもらえ、貯まったポイントをマイルに移行することができます。
ただしOkiDokiポイント1ポイントを何マイルに変えられるかのコース選択が一般カードと異なります。
一般カードであれば「10マイルコース(5500円(税込)/年間)」と「5マイルコース(無料)」から選択でき、それぞれ1OkiDokiポイントを10マイル、5マイルに移行可能です、しかしANA JCBカード ZEROでは自動的に5マイルコースとなります。もちろんマイル移行手数料はかかりません。
旅行傷害保険・航空傷害保険は付帯なし
一般カードには海外旅行傷害保険が最高1,000万円、国内航空傷害保険も最高1,000万円付帯していますが、ANA JCBカード ZEROにはいずれも付帯しません。
以上の3点がANA JCBカード ZEROと一般カードの違いになります。逆にいうとここに挙げた以外の部分は基本的に一般カードと同じサービスが受けられます。フライトボーナスマイル10パーセントなどマイルを貯める上で重要な特典も同じなので入門用のANAカードとしてはかなりオススメできる1枚と言えるでしょう。
まとめ
ここまで解説してきたANA JCBカード ZEROの特徴を改めて簡単にまとめると、
- 年会費無料
- 18〜29歳以下の社会人だけが申し込め、5年間に限り保有できる
- ポイント以降は5マイルコースのみ
- 入会・継続マイルは対象外
- 旅行傷害保険・航空傷害保険は付帯なし
といったところです。
とにかく年会費無料でANAカードを持てるというのは非常に大きいので、これからマイルを貯めてみようと考えている若い社会人の方にはぜひ選択肢の1つに入れて欲しいカードです。