百貨店でポイント還元率10%?!百貨店系クレジットカードを徹底比較!

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このページに辿り着いたという方は、おそらく百貨店の利用頻度が多い方か、または鉄道利用が多い方かと思います。
幾つかの百貨店を巡る方、利用する百貨店が決まっている方、鉄道なら1路線利用、複数路線を利用する方など様々いっらしゃることでしょう。
百貨店系クレジットカードを検討する際に、まず百貨店系のカードの特徴を2つ把握しておきましょう。
- 自百貨店のポイントを大きくしている
- 自グループの百貨店と鉄道を一体型カードで提供している
いわゆる自グループの囲い込みで、他社と差別化を図っているといえます。
このため、よく使う百貨店と鉄道が複数あれば、複数のクレジットカードを持つしかありません。

主婦ならお得にお買い物したいし、百貨店のクレカは必須よね~・・・
あら?でも百貨店系のクレジットカードってたくさんあって迷っちゃう~、適当に選んだら失敗しちゃいそうで怖いし、どうしたらいいのかしら・・・?

お困りのようじゃのぅ。
百貨店系クレジットカードで悩んだら、以下の決め手を確認すると、すんなり使いたいカードが決まること間違いなしじゃ。
百貨店系クレジットカードを選ぶ決め手となるのは、次のような項目を確認すると短時間で決めることができます。
- 年会費の安さ
- ショッピング還元率の高さ
- 自分自身が必要とする付帯サービスがあるか
中でも付帯サービスというのは大きな差が生まれます。
鉄道利用によるポイント二重取りや一等地の駐車場に無料駐車できるなど、いろいろなお得になるサービスが隠れていますので、知らないと損してしまいます。
このページでは、百貨店系クレジットカードの失敗しない選び方を分かりやすくまとめました。
普段、百貨店を頻繁に利用している方はぜひ参考にしてください。
Contents
百貨店系クレジットカード10枚を比較
百貨店系クレジットカードの最大の魅力といえば、高還元率であることです。
気になる年会費と一緒にどんなカードがあるのか見ていきましょう。
関連する百貨店名 | 百貨店の通常還元率 | 提携先の還元率 | 年会費 | |
---|---|---|---|---|
MICARD+ | 三越、伊勢丹、名鉄百貨店、丸井今井、岩田屋 | 5~10% | 0.50% | 2200円(税込) |
タカシマヤカード | 髙島屋 | 8% | 0.50% | 2200円(税込) |
大丸松坂屋カード | 大丸、松坂屋 | 5% | 0.50% | 初年度無料 翌年以降550円(税込) ※年1回の利用で翌年以降も無料 |
松屋カード | 松屋 | 5~10% | – | 初年度無料 翌年以降1,100円(税込) ※年間お買い上げ額50万円以上で翌年も年会費無料 |
エポスカード | マルイ | 1~10% | 0.50% | 無料 |
ペルソナ STACIAカード | 阪急百貨店、阪神百貨店 | 5~10% | 0.50% | 2200円(税込) |
クラブ・オン/ミレニアムカード セゾン | 西武百貨店、そごう | 2.5~7.5% | 0.50% | 無料 |
TOP&ClubQ JMB PASMO | 東急百貨店 | 3~10% | 1% | 初年度無料 翌年以降1100円(税込) |
OPクレジットカード | 小田急 | 5~10% | 0.50% | 初年度無料 翌年以降550円(税込) ※年1回の利用で翌年以降も無料 |
京王パスポートカード | 京王百貨店 | 5~10% | 0.50% | 初年度無料 翌年以降262円(税込) ※年1回の利用で翌年の年会費無料 |
多くの百貨店で、5~10%の割引が適用されている事が分かります。
10万円購入した場合5,000円から1万円も値引きとなるのですから、2,000円程度の年会費でもすぐ元が取れてしまいますね。
年会費については、年に一度のカード利用があれば、翌年度は無料となるため、実質無料といえます。
この表で他に気になる点として、スーパーやコンビニで利用する際のポイント還元率が1%と頭ひとつ出ている東急百貨店の「TOP&ClubQ JMBカード PASMO」でしょうか。
日常生活で頻繁に使うスーパーなどで還元率が高い点は見逃せません。
年間100万円の利用で1万円の還元になります。

きゃ~!すっごいお得なのね!年会費が無料なクレカが多いし、なのに還元率が高いカードばかりだわ!

お得なのは還元率や年会費だけではないぞい。
付帯サービスもそれぞれのクレカに色々ついておるから、実際に利用する付帯サービスが付いているクレカを選ぶとさらにお得になるんじゃ。

まだお得になるの!?どんな付帯サービスがあるのか教えて教えて~!
大きな差が付く?付帯サービスをピックアップ
最初に各百貨店に共通している付帯サービスを一覧で確認してみましょう。
※一部を除きます。
- 提携先のお店やサイトでのご優待&ポイント還元率アップ
- リボ払い・キャッシング機能
- 家族カード作成
- ETCカード作成
- 国内・海外旅行保険または傷害保険
- VISAやMASTER、AMEXとの連携によるサービス拡充
このようにクレジットカードには多くのサービスが付いてきます。
しかし実際にサービスを利用するかというと、あまり機会が無いという方も多いのではないでしょうか。
付帯サービスは実際に利用するものを選ぶことで、初めてお得という恩恵を受けることが叶います。
たくさん種類のある百貨店系クレジットカードの中で、独自性の強い付帯サービスがあるカードをご紹介します。

MICARD+ (エムアイカードプラス)は、三越と伊勢丹を中心に名鉄百貨店、丸井今井、岩田屋などで利用できるクレジットカードです。
「つながります会員」に登録することで、より効率的にお買い物でポイントを貯めることができます。
似たサービスに家族会員(家族カード)があります。
これは、同じ家に住む家族全員のカードの年間利用金額を合算し、利用金額に応じて、翌年お得な特典を受けられるといったものです。
「つながります会員」は、同じ家に住んでいなくても、二親等以内であれば、利用金額を合算できるというサービスです。
子供が成長し上京した時や、出張や結婚などで家族が離れるケースが多々あります。
この状況で家族会員の場合、還元率5%に留まりますが、「つながります会員」になると利用金額が合算になり、年間利用金額を100万円を超えた場合10%の還元率に上がります。
別々の家に住んでいても、このように5万円の差額が生まれるケースもありますので、該当する方はサービスを確認してみてくださいね。

髙島屋ブランドのクレジットカードです。
食品など一部を除き、多くの商品が8%の還元率という点は大きな魅力。
他カードは購入金額が低いと、2.5~5%と低めの設定になるなかで、高還元率を維持してくれることは好印象です。

大丸と松坂屋の各店でポイントアップのキャンペーンが頻繁に行われています。
年間購入金額が一番低いランクで5%ですが、ポイントアップ期間中は2%アップとなります。
このように還元率が7%となる機会が多いため、両店でお買い物が多い方にとってお得なカードといえます。

西武百貨店やそごうがメインになるカードですが、セブン&アイグループのため、セブンイレブンやイトーヨーカドー、デニーズなどの身近なお店でポイントを貯められます。
ポイントはnanacoなどに変換できるため、ポイントが無駄にならない非常に便利な1枚です。

阪急百貨店、阪神百貨店で使える交通乗車・電子マネーのPiTaPa機能付きクレジットカードです。
このカードは年間利用金額が低くても、高還元率という特徴を備えています。
年間30万円以下は5%、30万円以上で7%、50万円以上で10%に到達します。
他の百貨店では100万円以上で10%になりますので、半額で済みます。

マルイ発行のクレジットカードで、マルイでのお買い物はポイント2倍!
さらにCMでも有名なセール「マルコとマルオの7日間」は年4回開催で、10%オフになります。
マルイでお買い物をする方が多いため、ショッピングにサービスが偏りそうなイメージですが、実はファミレスの割引サービスに強い特徴があります。
例えばレストラン「ロイヤルホスト」では飲食代金から15%オフになるなど、提携サービスに力を入れています。
百貨店系クレジットカードで人気ファミリーレストランと組んでいるのはほぼないため、選択基準の一つといえるでしょう。
鉄道の付帯サービスは必ず確認!

実は、鉄道でもポイントが貯まる・・・ということは知っておったかのぅ?
利用する鉄道会社によってはたくさんのポイントが貰えるぞい。

なっ!?まさか電車の利用でもポイントが貯まるの?お得すぎる~!
鉄道は毎日乗るものなので、ポイントがもし貯まったら嬉しいですよね。
一見するとポイントと縁がなさそうですが、鉄道会社によってはたくさんのポイントが貰えます!
ここで鉄道関係でのポイント付与の方法を確認しておきましょう。下記のような点が挙げられます。
- PASMOのオートチャージ時
- PASMOの買い物利用時
- 定期券購入時
PASMOのオートチャージ機能とは、例えば改札通過時にPASMOを改札機に当てた際、残額が2,000円以下になると、瞬時に自動で3,000円チャージしてくれるという便利な機能です。
いちいち自動券売機でチャージの手続きをしなくて良いので、PASMOの残額を把握していなくても良いというのは、大きなメリットといえます。
またチャージ金額等はいつでも変更できるのも嬉しいですね。
PASMOでお買い物をする時にもポイントが貯まるのも嬉しいですね。
オートチャージでポイントが加算されるにもかかわらず、さらにお買い物でもポイントが付与されるので、ポイント二重取りという鉄道会社にしかできないスペシャルなサービスです!
表を見てみると、オートチャージで0.5%、お買い物利用で1%、合計1.5%が多いです。
年間20万円の利用で3,000円はお得になる計算です。
また定期券の購入についてもポイント付与があり、鉄道会社によって大きな差が出て来るようです。
これらを踏まえて、次の一覧表をご覧ください。
PASMOオートチャージ | PASMOの利用 | 定期券購入 | 年会費 | |
---|---|---|---|---|
京王パスポートPASMOカード VISA | 0.50% | 1% | 1.50% | 初年度無料 翌年以降262円(税込) ※年1回以上のPASMOオートチャージ利用で、翌年会費無料 |
OPクレジットカード | 0.50% | 1% | 0.50% | 初年度無料 翌年以降550円(税込) ※年1回の利用で翌年会費無料 |
TOP&ClubQ JMB PASMO | 1% | – | 1%-3% | 初年度無料 翌年以降1100円(税込) |
表では一般的なポイント付与を確認しました。
しかし各鉄道会社では、さらにポイントを付与やお得なサービスを実施していますので、カード別に詳しくみていきましょう。

京王線や井の頭線、京王バスなどを対象とした交通機関で活躍するPASMO一体型クレジットカードです。
年会費は初年度無料、2年目以降262円(税込)という安さは魅力的。
前年度で年1回以上のPASMOオートチャージを利用することで翌年の年会費は無料となります。
京王線をお使いの方なら、何かと利用する京王ライナーが、前日予約が出来るようになります。
通常、前日予約できない事を考えれば、利用者にとってこれだけで大きなメリットとなります。
さらにポイント付与もされ、実はこのクレジットカードを利用すると一石二鳥。
他のクレジットカードではこれらの機能がありませんので、とても貴重なサービスといえます。チケットレスという点も便利ですね。
京王線沿線の方なら、手放せなくなる最強の百貨店系クレジットカードといえる一枚です。

小田急線を利用する方に大きなメリットがあるクレジットカードです。
PASMOと一体型ではないので2枚持ちとなってしまいます。
このクレジットカードの最大の魅力といえば、小田急乗車ポイントです。
OPクレジットカードでPASMOオートチャージサービスに登録することで、小田急線の月間の乗車に応じて、最大7%の小田急ポイントが還元されるサービスです。
小田急線を含まない他社線のみの利用や、小田急線の定期券区間内は含まれないので注意が必要ですが、定期を持たない方にとっては月間2万円の乗車料金であれば1,400円分が還元されます。
また、小田急ロマンスカーによく乗車される方であれば、ロマンスカークラブの利用で5%のポイントが貯まります。
駅窓口・券売機でのご購入の場合でも、特急券購入料金の1%がポイントで貯まるなど、何かとポイントが付与されるので知らず知らずのうちに貯まっていきますね。
小田急線を利用される方ならご存知のベーカリー「HOKUO」でも、もちろんポイントが貯まります。
例えば500円(税込)分の菓子パンを購入すると、10ポイント貯まります。
ここの人気の食パンやフランスパンなどを毎朝食べている方なら、ポイントを損しているかもしれません。
すぐにこのカードを検討しましょう。

東急グループでポイントを貯めやすいPASMO一体型クレジットカードです。
このクレジットカードの最大の魅力は、東急線「いちねん定期」をPASMO利用で3%還元、1・3・6ヵ月定期券でも1%還元される点です。
12ヵ月分の定期代金が前払いとなりますが、3%も還元となり、例えば東急東横線の渋谷駅と横浜駅のいちねん定期約107,000円の3%となると、3,210円もの割引になります。
一考する価値がある還元率といえるでしょう。
また何気に嬉しいのが、お買い物や鉄道乗車などで貯めたポイント(TOKYU POINT)を1ポイント=1円として、PASMOにチャージできる点です。
今までポイント交換というと、あまり良い商品が無かったり交換するための最低限の交換ポイントに到達できなかったりと、残念な結果になるケースが多々ありました。
しかし、コンビニやデパ地下、駅ナカでのお買い物に利用できたり、PASMOにチャージできるなど便利過ぎるの一言ですね。
もう一言付け加えておきたいことは、旅行系にも強いということです。
このカードにはJALやANAのマイレージ機能が付いた種類もあれば、海外旅行保険だけでなく国内旅行保険も付帯していて、国内の傷害保険にも対応しています。
旅行の度に掛け捨て保険に入ると、意外と出費がかさむものです。
このようなカードを1枚持っているだけで、大きな節約に繋がります。
西武鉄道はどうなの?
西武鉄道はそごう・西武のクレジットカードでお得にできるかと思われるかもしれませんが、西武鉄道と西武百貨店は実は別グループです。
このため、特段のお得な情報は残念ながらありません。
西武鉄道系のクレジットカードとして、「SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン」があります。
PASMOへの自動チャージが可能となり、永久不滅ポイントを貯めることは可能です。
気になる方はぜひチェックしてみてください。
百貨店系ゴールドカードを選ぶメリット

百貨店系ゴールドカードって、年会費が高いからお得感があんまり・・・

確かに、年会費が1万を超えるものばかりじゃのぅ。しかし、意味もなく年会費を高く設定しているわけではないんじゃぞ。
年会費に見合ったお得な特典があるのじゃ!

えっ!お得な特典があるの?例えば何があるのか教えて~!
年会費がちょっとお高いイメージの百貨店系ゴールドカード。
年会費が高く設定している、その理由をみていきましょう。
一等地の駐車場を無料で利用できる「MICARD+ゴールドカード」
駐車場の利用について、通常はカード会員に駐車場クーポンが事前に配布され、1時間延長できるなどの形になります。
ただし伊勢丹新宿店では異なり、このクーポンがありません。
その代わり、パークシティイセタン1駐車場にゴールドカードの提示だけで、3時間無料で駐車することができます。
しかも何も購入しなくても無料なので、新宿という絶えず混雑する一等地に無料で駐車できるのは凄いサービスといえるでしょう。
他の百貨店でも駐車場無料サービスを行っている場合がありますので、車を利用される方はぜひチェックしてみてくださいね。
利用頻度の多い食品売場の還元率が2倍
多くのゴールドカードで、通常カードに比べてポイントが2倍になるように設定されています。
キャンペーンなどではなく、日頃からポイントが2倍であることが魅力です。
これで食品のような還元率が低い売場でも、ポイントを貯めやすくなります。
くつろげる空港ラウンジが無料
空港ラウンジは国内の主要空港に、ほぼ設置されています。
2018年に入り全国の地方空港にも設置されるようになり、その数は27カ所以上にも上ります。
海外の空港ではハワイにある「ダニエル・K・イノウエ国際空港」のラウンジも利用できるになっています。
ラウンジ内では、ソフトドリンクやアルコール類、軽食、インターネット(無線LAN)などが利用可能となっていて、一部ではシャワールームも利用できる所もあります。
ひとつネックとなるのは、同伴者にかかる料金です。
ゴールドカード所有者本人は、カード提示と航空券の提示で無料ですが、同伴者には500円~1,000円程度の料金が一人につき発生しますので、注意が必要です。

ほぼ毎日と言ってもいいほど利用する食品売り場で、ポイントが2倍なのはとってもお得だわ~!駐車場無料サービスや空港ラウンジも嬉しいサービスね!
高めの年会費でも、元はすぐに取れちゃいそう・・・!
【番外編】熱狂しよう!スポーツ応援
コンサドーレ札幌グッズがお得になる「CS MICARD」
サッカーワールドカップで日本代表はベスト16に入ることが常連になりつつあり、世界の一流選手がJリーグで活躍するなど、日本国内のサッカーは盛り上がりをみせています。
そんな中、丸井今井からサッカーチームを応援するクレジットカードが発行されていることをご存知でしょうか。
それは「CS MICARD(シーエス・エムアイカード)」と呼ばれ、北海道コンサドーレ札幌のオリジナルグッズが10%優待になり、コンサドーレ・クラブ オフィシャルグッズショップ「C Space」のお買物チケットが貰えるなどの特典があります。
さらに、カード契約1件につき500円をコンサドーレ札幌に寄付にもなりますので、とことんコンサドーレ札幌を応援できるカードです。
福岡ソフトバンクホークスを応援するクレジットカードも登場!
その名はFUKUOKA SoftBank HAWKS MICARD(エムアイカード)。
カードの種類は黒色とピンク色から選べます。
キャラクターデザインならピンク色になります。先ほどの「CS MICARD」に比べてしまうとサービスがありませんが、応援サポーターなら持っておきたい一枚ですね!
まとめ

どうじゃったかのぅ?百貨店系のクレカは種類豊富じゃが、それぞれ特徴があるんじゃ。
自分に合ったクレカを見つけることが出来そうかのぅ?

自分がどのサービスを利用したいのか、しっかり確認してから選ぶとさらにお得に活用できるのね~。
あたしにピッタリのカード、見つかりそう!
百貨店のクレジットカードの種類は実に豊富ですが、選ぶ決め手となるのは実際に利用するサービスが自分にあるかどうかと還元率で差が出るということです。
ぜひご自身に合った百貨店カードを見つけてくださいね。