日帰りも可能! 2019年国内線SFC取得修行ルート検証

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ANAの上級会員であるプラチナステータス、またはそのステータスに達することによって入会することができるスーパーフライヤーズカード(以下 SFC)取得のために飛行機に乗りまくるSFC修行。
2019年はどの路線が効率よくプラチナポイント(以下PP)を貯めることができるのでしょうか。PP単価にこだわりながら検証します。
国内線修行ルートについて
SFC修行には外すことができない羽田-那覇線
国内線を利用してSFC修行をする場合には、外すことができない路線に羽田(東京)-那覇(沖縄)があります。この路線はスーパーバリュー75で価格が最低で8,890円、同路線は獲得できるPPが1,476PPなのでPP単価は約6.1円/PP、時期によってはこの価格帯はなく、一番多いのが9,900~11,500円前後になりますが、それでもPP単価は約6.7から7.8PP/円と優秀な数値を残しています。
しかもこの路線のメリットは便数が多いので1日何回も乗ることができます。発表されているスケジュールを利用すると朝一番の羽田発に乗れば、余裕を持って2往復することができ、乗り継ぎ時間を最も短くすれば2.5往復まですることができます。
2.5往復の場合には、那覇で宿泊をする必要がありますが、1日で全てスーパーバリュー75を利用したと仮定すると7,380PP獲得することができ、この数は国内線の全て一般席を利用した修行としては最大値になります。日帰りであれば2往復であり、この場合も5,904PPで8日と1往復をすればプラチナの基準に到達することができます。
全て、10,000円程度の運賃で航空券を手配できたとすると約34万円でプラチナのステータスを得ることができるのでかなり優秀です。
関西・中部発でも2往復までは可能
このような日帰り沖縄往復パターンは、東京発着だけでなく、中部(セントレア)や関西・伊丹空港発着でも組むことができるスケジュールになっています。
中部(セントレア)発着で算出すると獲得できるPPはスーパーバリュー75で1,213PP、価格は7,600~11,000円台で販売されており、PP単価は6.2~9.1円/PPで修行をすることができます。関西発着の路線であっても同じようなPP単価になります。
中部や関西発着の場合には沖縄までの距離が近くなってしまうので、それだけ1回のフライトで得ることができるPPが少なくなります。そこで、羽田―沖縄路線を組み込んで、中部・関西―那覇―羽田―那覇―中部・関西という変則的な2往復ルートをすることもでき、このほうがたくさんのPPを稼ぐことができます。
国内最長距離便の那覇―新千歳便を利用する
もう1つSFC修行をするにあたり欠かすことができない路線がANAの国内線最長距離路線である那覇―新千歳線です。最長距離線らしく、スーパーバリュー75でチケットを購入しても片道で2,095PPを獲得することができます。那覇から新千歳ということでSFC修行を考えている人にはあまり意味のない路線のように思えますが、この路線は日帰り修行をするときにポイントになります。
那覇-新千歳路線の運賃はスーパーバリュー75を利用すると14,000~15,000円前後が最安値になります。これをPP単価で考えると6.8~7.2円/PPになります。この数値は、かなり優秀です。さらにスケジュールが那覇発で13:35、新千歳発で10:35であり、夕方前には目的地に到着します。つまり、この路線を利用すると出発地から那覇(又は新千歳)そして新千歳(または那覇)発で出発地に戻るという三角ルートを飛ぶことができます。関東・関西・中部の3都市から日帰りで三角飛びが可能です。
東京発だと獲得できるPPが、羽田-那覇-新千歳-羽田で、一般席のスーパーバリューを利用すると4,336PPになります。お昼に沖縄で沖縄そばを食べて、夕食に札幌でラーメンを食べて返ってくるというグルメ旅も可能です。
このルートの問題点としては、新千歳から日本各地に向かう路線が比較的高いというところです。特にビジネス、観光の両面で需要のある羽田行きは割引率が低く、この路線のPP単価がどうしても高くなる傾向があります。
さらに新千歳空港は天候の面でもリスクがります。SFC修行で最適な1月から3月にかけての北海道は真冬であり、空港の閉鎖や飛行機の遅延などのリスクが伴います。三角ルートのような乗り継ぎの場合、一度乗り遅れてしまうと全てのプランニングが狂ってしまう恐れがあるので、この時期に千歳線を入れるのはリスクを伴います。
同じことが6月から9月の台風シーズンに沖縄路線を入れることにも言えます。
まとめ
- SFC修行を日帰りで考えているのであれば、日本各地から那覇(沖縄)を往復する路線がPP単価もよく、多くのPPを稼ぐことができる。
- 沖縄往復であれば東京・大阪・名古屋から1日2往復することができ、1日で一般席でも5,000PP程度を獲得することができる。
- 同じルートの往復が嫌な人は、那覇-新千歳便を組み込んだ三角飛びで、運航時間が昼間の時間帯なので、多くの都市から1日で三角飛びをすることができる。
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