2019年SFC(スーパーフライヤーズカード)を激安で取得するルートどれか

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2019年SFC(スーパーフライヤーズカード)を激安で取得するルートどれか

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ANAの上級会員であるプラチナサービスメンバーになり、スーパーフライヤーズカード(以下 SFC)を取得したいという人にとって、ネックになるのが航空運賃です。

最低でも50,000プラチナポイント(以下PP)をできるだけ安く達成するためにはどうすればよいのでしょうか。

2019年の航空運賃を元に激安ルートを算出します。

PP単価が8円/PPを切る路線を探すこと

1つの基準となる羽田-那覇路線

SFC修行をしていく中で1つの指標となる路線が羽田(東京)と那覇(沖縄)を結ぶ路線です。本数が多いだけでなく、地方都市からであっても乗り継ぎをすることができる路線で、この路線のPP単価と同等、または下回るような路線があれば安いと判断できる指標になります。

2018年夏に発表された2019年1月から3月までの運賃で見ると2018年10月現在、スーパーバリュー75で最安値が8,890円、多い運賃帯が13,000円になります。
スーパーバリュー75の同路線で獲得できるPPが1,476PPなので最安値で購入できればPP単価は6.0円/PP、13,000円で購入したとすると8.8円/PPになります。
すべて8,890円で航空券を手配して羽田-那覇間を往復すると17往復(フライト数は34)になるので、SFC取得にかかる費用は302,260円になります。

PP単価が6円/PPを切る路線はあるか

2018年10月現在で、PP単価が6円/PPを切ることができる路線があるのかどうかを調べてみると唯一出てきたのが神戸と那覇を結ぶ路線です。
同路線の価格は最安値が6,600円、獲得できるPPは1108PPになります。これを計算すると5.96円/PPとなり、ぎりぎりでPP単価が6円を切る路線になります。

本数は1日に3便しかないので、スケジュール的に難しいところはありますが、この路線を組み込むことができれば最も安くプラチナ修行をすることができます。

激安にするためには工夫も必要

曜日による価格差が大きい

プラチナ修行を激安で行うためには、日程の調整が一番大切になります。航空券の価格は需要と供給によって変動します。

プラチナ修行の定番である沖縄路線は、ビジネス路線というよりも観光路線の意味合いが強く、沖縄に午前中に向かう便と沖縄から午後に本土に向かって出発する便に人気が集中します。こうした人気の時間帯は、利用する人が多いために航空券の価格も高めに設定されており、なおかつスーパーバリュー75は残席に応じて価格が変動する運賃になっているので、既に空席の少ない便では高い金額の運賃しか残っていないケースもあります。

逆に平日のお昼ごろから出発するような時間帯では、最安値で残っていることが多いので、プラチナ修行を激安でするのであれば平日に修行を実施することが大切になります。

土日や連休は安い運賃の航空券さえ設定されていないことが多いので、安く修行をしたい人向きではありません。

空港によって価格が異なる

プラチナ修行のルートを考える上で、知っておくとよい知識として空港の選択があります。

関東からの修行ルートを考えると羽田空港と那覇空港を結ぶ路線が真っ先に候補に挙がりますが、実は成田空港と那覇空港間にも1日1便ですが、フライトがあります。

同じように大阪の場合には、伊丹空港と那覇空港を結ぶ路線のほかに関西国際空港と神戸空港からも那覇空港との間を結ぶ路線があります。同じエリアの空港の場合、得ることができるPPに変わりはありません。

そして重要なのが羽田空港や大阪伊丹空港のように比較的市街地に近く、交通の便が良い空港を出発する飛行機は利用者が増える傾向があります。さらに関西国際空港や成田空港と那覇空港の間には格安航空会社(LCC)が就航しています。LCCは非常に安い運賃が魅力ですが、この航空会社と重なる路線を持っていると競合してしまうため、航空運賃を安めに設定する傾向があります。

プラチナ修行をするときには主要空港だけでなく、周辺空港の路線を含めて価格の検討をすることがポイントになります。
特に格安航空会社と競合する路線を持っている場合には、航空運賃そのものが安く設定されているので、安めのチケットを手に入れることができる確率が高まります。

ただし、注意点として便数が少ないので修行ルートを設定するときには注意が必要であることと、空港までの距離が離れる場合には、空港まで行くためのコストがかかります。

いくら航空運賃の安い路線を見つけたとしてもそれ以外の部分でコストがかかってしまうようでは時間のロスと経費の面で膨らんでしまいます。

プラチナ修行ルートを作る際には、空港までの旅費、ホテル代などトータルコストでいくらかかるのかを計算することが大切です。

まとめ

  • プラチナ修行を激安でするときには、できるだけPP単価の良い路線を探す必要がある。現在の状況では羽田と那覇を結ぶ路線が、最安値で購入することができれば、PP単価が6円/PPと激安修行向きの路線である。
  • 修行をするには日程も大切で、平日の昼以降の時間帯はあまり人気がなく、最安値運賃で購入することができる。
  • 同じエリアに2つ以上の空港がある場合には、都市部から離れていたり、競合路線があったりすると運賃が安く設定されることが多いので、お得な運賃を見つけやすい。

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