ネット広告の歴史を過去の事例と共に紹介!!

今回はネット広告の歴史を過去の事例と共に紹介したいと思います!

「オーバーチェア(Overture)広告」をご存知でしょうか?実は現在の「Yahoo!プロモーション広告」は、「オーバーチェア広告」から名称が変更されたものです。その歴史を紹介していきたいと思います。

オーバーチュアとは

オーバーチュア広告とは、かつて存在した検索連動型広告サービスのことです。Yahoo!Japanなどの検索エンジンにおいて、検索連動型広告の配信をしていました。
日本国内では、2002年からサービスが展開されるようになりました。

2009年10月にヤフー株式会社と合併し、「Yahoo!リスティング広告」となり、2013年以降は「Yahoo!プロモーション広告」として現在サービス提供されています。
2013年までヤフーのリスティング広告とは、このオーバーチュア社の提供する配信システムが利用されていました。

検索連動型広告の先駆者

実はオーバーチュアの前身となる会社が存在していました。Bill Gross氏が立ち上げたGoto.comという会社が、検索連動型広告のサービスを初めて商用化したのです。
Goto.comは1998年にOverture(オーバーチュア)に名前を変え2002年に日本でサービス提供をはじめました。では、この時のオーバーチュアの検索型広告はどういったものだったのか、当時の特徴を紹介したいと思います。

当時のシステム

オーバーチュア時代はDTC(DirecTrafficCenter)と呼ばれるシステムで運用を行っていました。当時は品質インデックス、品質スコアと言われる概念がなく、「入札で全てが決まる」システムでした。つまりお金を多く出せる広告主に、より有利に働くシステムだったと言えます。もちろんLPやアカウント設計も重要でしたが、当時の最も優先度が高い要素は入札でした。

DTCの特徴

  1. 掲載順位=入札金額が高い順
  2. 現在のようなCTR等を基準とした品質の概念がなく、他社競合よりも入札金額が高ければ上位に掲載できるシンプルな仕組みで掲載順位が決まっていました。

  3. 他社競合の入札金額が見れる
  4. DTCでは、同一キーワードを入札している金額とドメインがわかる仕組みで、
    入札金額はリアルタイムで他社競合を見ながら入札するオークション色が強いシステムでした。

  5. ひとつ下の競合他社の入札金額+1円がクリック単価
  6. 例えば、自社の広告が現在1位掲載で、2位掲載の競合他社が200円で入札していた場合、自社のクリック単価は入札金額にかかわらず2位掲載の入札金額+1円の201円となる。
    という単純な価格決定システムでした。

    他社の入札金が見えてしまいますから、後から入札するほうが圧倒的に有利です。このような特徴から、競合他社がアカウントチェックをしない深夜帯を狙って入札し、他社のコスト負担を増やすことで自社の上位掲載する余地を作るというのが基本的な戦略でした。

品質インデックスが登場

これまでDTCで運用されていたオーバーチュアの検索連動型広告のシステムは、2007年に全面リニューアルされました。この時に「品質インデックス」というクリック率や広告からリンク先の関連性や掲載順位を決定する仕組みが登場しました。
この時期から現在のリスティング広告の運用に近づいていきます。

オーバーチュアからYahoo!リスティング広告へ

オーバーチュア社は2007年にYahoo!の子会社に、2009年にYahooへ吸収合併されます。
そして、2011年に現在のYahoo!スポンサードサーチと同様のシステムに刷新されました。
このタイミングでオーバーチュアという会社はなくなり、ヤフーのいち部門でサービスを提供していくことになります。

Yahoo!リスティング広告の”アドワーズ”化

これまでオーバーチュア広告とGoogleAdwords広告は配信システムをそれぞれ独自に保持していましたが、2011年にGoogleのシステムに一本化されるという業界全体に影響する大きな変更がありました。これにより、システムのインターフェースが変わったり当時は大混乱だったそうです。特に大きな特徴は、「広告品質」の仕組みが変わった点です。Googleではキーワードに対して品質評価がなされるのに対し、Yahoo!は広告文に対して評価が対象でした。このタイミングでGoogleと同様にキーワードに対して評価されるという仕組みに統一されました。
これ以降、Yahoo,Googleともに大規模なシステム変更もなく、現在に至ります。

まとめ

Yahoo!の広告の歴史を紹介しました。
Web業界の移り変わりは早いと言われています。その流れについていくためには、常に新しい情報を取り入れ、先を見据えた戦略が必要です。そのためにも過去の事例を参考にしながら、計画的に行動しましょう!

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