【YDN】意外と奥が深いインプレッションとその増やし方をご紹介!
今回は「インプレッション」について書いていこうと思います
マーケティング担当者なら必ず押さえておきたいインプレッション。今回はインプレッションの基礎知識と、インプレッションの効率的な増やし方について紹介します!
ぜひ参考にして、運用に役立ててみてください!
この記事の目次(もくじ)
インプレッションとは
インプレッション とは、web上に、 インターネット広告が表示されている状態を指します。
インプレッション数とは、広告の表示回数の事で、自社の広告が表示された回数の事です。
広告が1回表示されるごとに1カウントとして数えられ、それを1インプレッション(1imp)と呼びます。カウントするタイミングは広告を掲載しているページが表示された時です。
そのページに掲載している広告数がカウント対象なので、表示するページに広告を2つ掲載していれば、2インプレッションとなります。
インプレッションとビューインプレッションとの違い
インプレッションは、「インプレッション」と「ビューインプレッション」の2種類で区別されています。
インプレッション:ブラウザにウェブページが読み込まれ、ウェブページ上に広告が表示されたときにカウントされます。ですので、正確には「1インプレッション」=「ユーザーが広告を1回見た回数」というわけではありません。
ビューインプレッション:広告面積50%以上が1秒以上ユーザーに表示されたときにカウントされます。「1ビューインプレッション」=「ユーザーが広告を実際に1回見た回数」です。
たとえば、表示された広告の面積が惜しくも40%まで到達したあたりでクリックされてしまった場合の数値としては、通常のインプレッションが1回、ビューインプレッションは0回ということになります。
このように、まったく同じ広告でも、インプレッション数>ビューインプレッション数という数値の乖離が生じますのでご注意ください。
インプレッションの役割
商品を購入してもらうためには、まずは売りたい商品を顧客に知ってもらう必要がありますよね。
インプレッションはその「知ってもらう機会」を作る役割を持っています。
ですから、できるだけ多く顧客に広告を見てもらうことが大切です。
インプレッションの注意点
上記で、できるだけ多く顧客に 広告 を見てもらうことが大切と書きましたが、
「多ければ多いほど良い」ということもないです。
売上を上げて利益を出すのが目的なら、無駄なインプレッションは無駄コストの元なので、極力減らさなければいけません。
インターネット広告 のメリットとして、、顧客への表示回数やクリック回数を計測することができます。
新聞や電車の広告 などではその回数を正確に把握することができません。
ですから、インターネット広告のインプレッションにおいては、そのための金額と表示回数、そしてどのような ユーザー に対して表示したのかが重要になります。
特に表示回数は単純に算出が出来るため、 広告主にとって大事なチェック項目になります。
ですから、単価の振り幅を調整してみたり、「配信先」レポートを出して分析もしてみましょう。
どの配信サイトのインプレッションが多いか、クリックやコンバージョンが多いかを見て、出てほしくないサイトやお金が掛かっていてコンバージョンがないサイトを見つけたら
どんどん除外配信に入れていきましょう。
インプレッション数は効率的に増やそう
インプレッション数は、アカウントの状態や予算状況等によっても変わってくるものだと思いますが、普段あまり重要視されないイメージがあります。
広告としては表示される回数が多いというのは喜ばしい事なのですが、
ターゲットユーザーにクリックしてもらって自社のウェブサイトへ訪問してもらったり、その後の購入やお問い合わせなど、他アクションのほうが大切との認識が強いため、インプレッション数単独ではあまり重要視されないのかもしれません。
ですが、コンバージョンなどのアクションはもちろん、ウェブサイトへの訪問数も、このインプレッション数という母数があるからこそ、という事も考えられますし、そもそもインプレッション数が少なかったら、クリック数(訪問数)→コンバージョン数が当然少なくなりますので、あまり軽視するのもよくありません。
なので、インプレッション数が少ない場合には、改善(増やす)していかなければいけないわけですが、ただ単にインプレッション数を増やすのではなく、「適切に、効果的に増やす」という事が大切です。
インプレッションの増やし方
では、どのようにインプレッションを増やせば良いのかを紹介していきます。
売り上げUPに繋がるインプレッションの増やし方は大きく分けて2つあります。
「広告ランクを上げる」
「きちんとターゲットユーザーにリーチさせる」
以上二点が、効率的なインプレッションを増やす方法です。
広告の品質を上げる
インプレッションが抑えられてしまう事象として、「広告ランクが低すぎる」事が原因に挙げられることがあります。
YDNには「品質ランク」というものが存在しております。
Yahoo側が、広告の品質が高いと評価された場合、インプレッションが優遇されて出る傾向があります。
品質の判断基準としては、クリック率、広告とインターネットユーザーの興味関心との関連性など、複数の要因によって決定されます
品質が低すぎたりすると、検索されても広告が表示されないという状態になってしまいますので、そういった場合にも適切な改善が必要となります。
広告のPDCAサイクルを頻繁に回して、勝ち広告のパターンを見つけることが、質の良いインプレッション獲得に繋がります。
ちなみに、YDNはクリック課金型ですので、クリック率が高い=Yahooにお金がたくさん入ります。
Yahoo側からすれば、お金がたくさん入ってくる&質の良い広告を多く掲載したいですよね!
よくクリックされる広告にインプレッションが優遇される仕組みは、とっても簡単な仕組みなのです。
「きちんとターゲットユーザーにリーチさせる」
2つ目は、「きちんとターゲットユーザーにリーチさせる」です。
インプレッション数を増やしたいがためにリーチする幅を広げていくと、インプレッション数は増えたけど、クリック率やコンバージョン率が下がったなんてことはよくある事です。
インプレッション数を増やすことが目的ではなく、売り上げをあげることが本来の目的ですので、
適切なターゲットへのインプレッションと、そのターゲットが反応して結果としてコンバージョンまでのアクションを起こせる行動を考えて設定を組み立てていく必要があります。
そして、きちんとターゲットユーザーにリーチするすれば、
今までリーチしていなかったユーザーに対して広告を表示させる事でインプレッション数を増やしていく事が出来ます。
例えば、時間帯だったり地域だったりと今まで使用したことがないターゲティング設定を解放する事もインプレッション数を増やす方法になると思います。
しかし、こちらも同様にターゲットが居ないのに広げても意味がありませんので、きちんと”適切だ”と判断した場合にだけ広げていきましょう
インプレッション数を”効果的に”増やすというのは、簡単なようで意外に難しい作業かもしれませんね。
何度も言うように不適切なインプレッションは良くないですが、
母数は少ないよりも多いに越したことはありませんので、効果的なインプレッション数増を是非実践してみてください。
まとめ
「インプレッション」が多ければクリック数・獲得数も増える可能性がありますが、
単純に増えれば良いというものでもなく、深く考えれば意外と奥が深いものなのです。
増やすべきインプレッションを増やし、減らすべきインプレッションを減らして、より効率の良い運用ができるよう心がけましょう。
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