Google検索をより快適に!業務でよく使う検索コマンド11選
「検索結果に、求めている情報のページが表示されない!」
ネットを使っている人なら誰しも、こんな経験があると思います。
そんなとき検索コマンドを使えば、検索結果をより自分好みに表示できます。
今回は、業務でよく使う検索コマンド11個と、応用例をご紹介します。
検索コマンドとは
検索コマンドとは、ユーザーが求める情報をより正確に検索結果に表示させるための、検索エンジンに対する検索条件指定です。
例えば、「特定のサイトの記事一覧が見たい」「この情報はいらないから、それを除いた検索結果にしたい」など、情報収集を始め、SEO業務などでも広く使われています。
Googleはユーザーに必要なコンテンツを上位に表示させるため、日々アルゴリズムの調整をしていますが完璧ではありません。
求めている情報がなかなか見つからないときは、今回ご紹介する検索コマンドを使えば、より検索条件にマッチしたページを表示することができます。
検索コマンド一覧
サイト内ページ一覧表示
例)site:herisson.design
⇒herisson.designのindexされているページ一覧表示
特定ドメインの全ページを検索結果に表示できます。
用途としては、主に以下2点の調査でよく使います。
- 競合サイトはどのくらいのページボリュームがあるのか
- 自社サイトのページがGoogleのクローラーにちゃんとindexされているか(検索結果に表示されているか)
URL指定検索
例)inurl:web
⇒webがURLに含まれているページ一覧検索
inurlで指定したキーワードが含まれるページのみ、検索結果に表示できます。
site:と組み合せば、あるサイトの特定のカテゴリには何記事あるのか、などの把握に使えます。
タイトル指定検索(完全一致)
例)allintitle:ランディングページ デザイン コツ
⇒「ランディングページ デザイン コツ」がタイトルに含まれるページ一覧表示
指定したキーワードがタイトルにすべて入っているページを検索結果に表示できます。
対策したいキーワードの競合調査などに使えます。
無料ブログやコンテンツが充実していないページが上位表示されていれば、穴場キーワードです。
タイトル指定検索(部分一致)
例)intitle:ランディングページ デザイン コツ
⇒「ランディングページ デザイン コツ」の一部がタイトルに含まれるページ一覧表示
キーワードの一部がタイトルに含まれているページを検索結果に表示できます。
allintitle:との違いは、キーワードがすべて含まれているか、一部含まれているかです。
完全一致検索
例)”ランディングページ”
⇒「ランディングページ」に完全に一致するページを表示
完全一致検索。類似の情報などは除外され、指定したキーワードに完全に一致するページを検索結果に表示できます。
より正確な情報を探しているときに便利。
除外検索
例)”デザイナー” -“求人”
⇒求人を含む情報のページを除き、デザイナーで検索
不要な情報を除外して、キーワード検索を行えます。
“〇〇” -“〇〇”と、-の前には半角スペースが必要なので注意してください。
特定のキーワードについてざっくり検索したいけど、〇〇の情報はいらないから除外したいという場合に便利。
AND検索
例)”ランディングページ”AND”デザイン”
⇒「ランディングページ」と「デザイン」の情報のページが表示される
両方のキーワードの情報をもつページを検索結果に表示できます。
本文検索
例)intext:ランディングページ
⇒ランディングページが本文中に含まれるページが表示される
指定したキーワードがページの本文中(titleやアンカーテキストは含まない)に含まれるページを検索結果に表示できます。
intitle:よりも対象範囲が広いため、幅をもたせてざっくり検索したいときに使えそうです。
バックリンク検索
例)inanchor:アントプロダクション
⇒「アントプロダクション」のキーワードをアンカーテキストに含む、バックリンクサイトが表示される
特定のキーワードがアンカーテキストに書かれているバックリンクサイトを検索結果に表示できます。
ソーシャル検索
⇒アントプロダクションのTwitterがないか検索
例)+アントプロダクション
⇒アントプロダクションのGoogle+ページがないか検索
キャッシュ履歴確認
例)cache:herisson.design
⇒herisson.designが最後にクローラーにキャッシュされた画面が表示
特定ページが最後にクローラーにキャッシュされたときの画面を確認できます。
検索コマンドの応用例
ここまで、よく使う検索コマンドをご紹介してきました。
これらの検索コマンドは単体でも使えますが、複数組み合わせて使うこともできるんです。
「特定のサイトに対して、検索コマンドで該当したページを表示する」といった業務でもよく使うコマンドを4つご紹介します。
サイト内に重複コンテンツがないか確認する
⇒「ランディングページ デザイン」に関しての情報があるページが表示
SEOで対策しているキーワードで検索してみて、検索結果が複数ある場合、内容が似ている重複コンテンツの可能性があります。
サイト内のタイトルに「〇〇」のつくページはいくつある?
⇒ランディングページをタイトルに含むページが表示
サイト内にスペルミスがないか確認する
⇒スペルミスに該当するページが表示
スペルミスを発見して、他ページにも間違いはないかの確認などに便利です。
サイト内の特定のカテゴリ一覧記事を確認する
⇒「web」カテゴリに該当するページが表示
サイトのUIが分かりにくい、記事が探しにくいときは検索結果で一覧表示すれば探しやすくなります。
まとめ
今回ご紹介しました検索コマンドは、無理に全部覚える必要はありません。
よく使うコマンドはだいたい偏ってくると思うので、必要なコマンドを使って検索で情報を探す時間を短縮しましょう!